●BIND9のインストール。●named.confの設定。
●named.rootキャッシュのDL。
●正引きゾーンの設定。
●リゾルバの設定。 ●BINDの動作確認。
●BIND9のインストール。
○RPMからインストールする。
rpm -qa | grep "bind*"
bindのRPMがあれば、
rpm -e --nodeps bind〜〜。で、削除。
mount -t iso9660 -ro /dev/cdrom /mnt/cdrom
RPMパッケージが入っている、ディレクトリに移動。
VineのセットアップCD-ROMから、
rpm -ivh --force --nodeps bind〜〜。
BINDがインストールされているか確認。
まず、RPMがインストールされたかを確認。
rpm -qa | grep "bind*"
/etc/rc.d/init.d/ の、ディレクトリに、namedデーモンがあれば、インストールされている。
あわせて、/etc/init.d にも、namedデーモンを確認。
●named.conf の設定。/var/named/named.conf
→ /etc 内に、named.confがなければ、named.confを作成。
//======================================
// /etc/named.conf
//======================================
//optionsでこのDNS全般の設定をします.
// - directoryで各ファイルを配置するディレクトリを指定します.
// - allow-transferでゾーン転送を許可するネットワークやホストを指定します.
options {
directory "/var/named";
allow-transfer {
192.168.24.0/24; //自ホストネットワーク。
192.168.24.1; //ISPのDNSのIPアドレス。
} ;
} ;
//ルートキャッシュファイルを指定します.
zone "." in {
type hint;
file "named.root";
} ;
//ループバックアドレス「127.0.0.1」の逆引きゾーンをプライマリとして設定します.
zone "0.0.127.in-addr.arpa" in {
type master;
file "0.0.127.in-addr.arpa.zone";
} ;
//ドメイン「example.com」の正引きゾーンをプライマリとして設定します.
zone "projectz.dip.jp" in {
type master;
file "projectz.dip.jp.zone";
} ;
//ネットワーク「192.168.69.32/28」の逆引きゾーンをプライマリとして設定します.
//OCNサービスをご利用でクラスC未満のIPアドレスご利用の場合,
//ネットワークアドレス全て(4オクテット)を使ってゾーン名を設定します.
zone "32.69.168.192.in-addr.arpa"
in {
type master;
file "32.69.168.192.in-addr.arpa.zone";
} ;
●named.rootキャッシュのDL。
ftp://rs.internic.net/domain/ ←ここから、
named.rootをDL。
コピーしてファイル、named.rootを作成し、
/var/named/named.rootとする。
●正引きゾーンの設定。/var/named/projectz.dip.jp.zone
;===========================================================
; ドメイン「example.com」の正引きゾーン
; /var/named/example.com.zone
;===========================================================
$TTL 86400
@ IN SOA sv1.projectz.dip.jp. postmaster.projectz.dip.jp.
(
1 ; Serial
10800 ; Refresh after 3 Hours
3600 ; Retry after 1 Hour
604800 ; Expire after 1 Week
86400 ) ; Minimum TTL of 1 Day
; Authoritative Name Servers
IN NS sv1.projectz.dip.jp.
IN NS 192.168.24.1.
; Mail eXchanger
IN MX 10 sv1.projectz.dip.jp.
; Hosts
sv1 IN A 192.168.24.51
www IN CNAME sv1.projectz.dip.jp.
mail IN CNAME sv1.projectz.dip.jp.
; Localhost
localhost IN A 127.0.0.1
●リゾルバの設定。
○リゾルバの設定が正しくないと、ゾーン（ドメイン）内の正引き、逆引きができないので、
リゾルバを正しく設定する必要がある。
vi /etc/resolv.conf
search ドメイン名。
nameserver IPアドレス。
nameserver ISPのDNSのIPアドレス。
（例） search projectz.dip.jp
nameserver 192.168.24.51
nameserver 192.168.24.1
●BINDの動作確認。
○正引きゾーンのチェック。
nslookupから、
（例） sv1.projectz.dip.jp で、IPアドレスが表示されれば、正常。
ホスト名から、IPアドレスが引けている。
※逆引きゾーンの設定、localhost、127.0.0.1の設定をする必要がある。
